快進撃が続いておりますローソンのスティックサラダチキン系商品ですが、まだまだ変わり種はあるとばかりに沢山の商品が陳列棚に並んでいるのです。
今回レビューするのは同じくローソンの『国産サラダチキンスティック オリーブ&チーズ』。
チーズを使った商品は意外と少なく、セブンには存在せず、ファミマには『三種のチーズ』があるのみ。
ローソンだけはこれの他に何故かもう一種『炙りチーズ』があったりするのですが、カロリーを抑える事も目的になりやすいサラダチキンとしてはそれに逆行する様なカロリーボマーになりやすいチーズ味。
果たしてその辺りはいかがなものか?
味も気になりますが、色々気にしながらレビューをしたいと思います。いざレビュー!!
ローソンの『国産サラダチキンスティック オリーブ&チーズ』の概要
★基本的な概要★
メーカー | 伊藤ハム米久プラント |
種別 | サラダチキン |
内容物 | 鶏むね肉、植物油脂、 種もの(プロセスチーズ・オリーブ)、 卵白、チーズ加工品、食塩 |
価格(税込) | 171円 |
カロリー | 120キロカロリー(一包装あたり) |
商品説明
ローソンの公式サイトに書かれていた商品説明は以下の通りです。
BOSCOオイルとチーズとの相性が抜群の味付けに、国産鶏むね肉を使用したサラダチキンスティックになります。
引用元:ローソン公式サイト
実際に食べてみる
やっぱりカロリーは重めかもしれない
前回紹介した『枝豆とほうれん草』が68キロカロリー。
今回が120キロカロリーと、前回と比べると倍近いカロリー量になってしまっているこの商品。
まあ原因はオリーブオイルをふんだんに使い、更にチーズも入っていることからと、容易に想像できはするのですが、何故ローソンはそういうの気にしそうな人向けであろうサラダチキンに真逆の属性を植え付けてしまうのでしょうかね。
とはいえ、カロリー量自体は少し前の『アヒージョ風味』も大体同じくらいのカロリー量な為、これは伊藤ハム系列でよくある事なのかもしれませんね。
一体何を考えているんだ伊藤ハム……
何故か丁度いいところで切れない謎の包装
この商品、何故か包装がど真ん中のすごく半端なところにしか切れ目がなくて、とても切りにくくなってしまっています。
これまでは大体真ん中以外に上の方にも切り口があって、それに沿って開ければ取り出しやすくなっていたのです。
ところが、これに関していえば同じく伊藤ハム系の『アヒージョ風味』も同じ感じに微妙な位置に切り口があったので、これもやはり伊藤ハム特有の問題ということなんでしょうかね。
何故なんだ伊藤ハム……
食べてみての評価
見た目
包装から取り出したものがこちら。
白っぽいソーセージといった感じで、ところどころに種ものと呼ばれる、ソーセージ内の具材が黒い斑点のような模様状になって見えます。
このような中に種ものを混ぜて作るソーセージを『リオナソーセージ』と呼ぶようですが、今回はこの種ものとしてオリーブとプロセスチーズが入っているとの事。
チーズはともかくオリーブがそのままって中々珍しい具材ですよね。
イタリア料理とかだとよく入っている印象ですが、ソーセージにも入るんですねえ。
これくらいの白さなら許容範囲かなあ。
味
酒のつまみによく合いそうな美味しさです。
モノとしてはサラダ用としても向いてると思いますが、これはダイエットとかに用いるよりも酒の友として食べる系の美味しさですね。
オリーブオイルをふんだんに使ってそうですが実際にはそれほど脂っこくもなく、食べた感じはプロセスチーズの風味の癖があるものの、総じてあっさり目で食べやすくなっています。
後に残りにくい味と言いますか、これはいいですね。いくつでも食べられちゃいそうです。
★
食べやすさ★
多少湿り気はあるものの汁気は全くなく、チーズも手にべったりつくようなものではない為、比較的食べやすく、またサラダ用に加工するのも容易い、いい商品ですね。
歯ごたえもそれほど強くないため、歯や顎の弱い方でも問題なく食べられることでしょう。
ただ、チーズが入っていることから乳製品が駄目な方やにおいが気になる方はあんまり向かないかもしれません。
当然カロリーも高めなので、これを食べて痩せたいという願望は持たない方がいいでしょうね。
ダイエット向けというよりは酒飲み向けの、いい感じのおやつといった感じが強いと思いました。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★★★★ |
味 | ★★★★★ |
食べやすさ | ★★★★★ |
コスト | ★★★★ |
総合 | ★★★★★ |
食べてみての感想などを
チーズ系としては一番美味しいですね。
見た目も白っぽいものの許容範囲内の白さに収まっていて種ものもそれほどグロテスクには見えませんし、味はチーズ系とは思えないほどさっぱりとしていて美味しく頂けます。
チーズ系というとべったりしたものをイメージしやすいですがこちらはそんなことも無い為食べやすさでも優秀で、あまり硬くない事から比較的万人受けしやすい商品であると言えそうです。
勿論チーズを使っている事から好き嫌いやアレルギーの問題なども出てくるためそちらに関しては仕方ないですが、意外なほど癖のないプロセスチーズだったので食事でもサラダの具材としてもおやつとしても、勿論酒のつまみとしても使える使い勝手の良さには舌を巻かざるを得ません。
値段的にはこれまでのサラダチキンと比べると10円ほど高くなっているものの、これくらい美味しければ許容できる範囲と言えるでしょう。
以上の観点から、この商品はかなり優秀な商品であると言えそうです。
チーズ系としては最優ですね。
いやあ、伊藤ハムもこの最終局面になってすごいものに出会わせてくれましたね。
国産サラダチキンという事もあってか肉質もいいみたいですし、こういうのをもっと色々出してくれてもいいのになあと思わずにはいられません。
でも、カロリーが多めなのはサラダチキンとしてはいかがなものか。
ある意味でサラダチキンとは何なのかという概念を考えずにはいられない、そんな商品でした。
どうかこのレビューをご覧になった酒好きの方が、この優秀な酒のつまみの存在に気づけますように。
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