さて、ローソンの梅干し系商品もいよいよ最後の一品となりました。
実は商品そのものは他のローソンの梅干し系商品を買う時に知っていたのですが、何故かいつ見ても売り切れていて、他の店舗には存在すらしておらず、今まで入手することもできずにいたのですが、今回ようやくそれを手に入れることに成功しました!
そんな訳で今回レビューするのは「ローソン」の『さわやかな酸味の手割り梅』。
包装を見る限りはこれまでのカリカリ梅系よろしく、赤梅に対しての青梅と言った感じで前回レビューした『ひとくちカリっと手割り梅』と対になる見た目をしています。
見つけるのにも苦労しましたが、果たしてそれに見合った味なのか?
早速レビューと参りましょう!!
ローソンの『さわやかな酸味の手割り梅』の概要
基本的な概要
メーカー | 壮関 |
種別 | 梅干し |
内容物 | 梅、漬け原材料、 ソルビット、調味料、 酸味料 |
ジッパー | 有 |
価格(税込) | 180円 |
カロリー | 11キロカロリー(一包装あたり) |
商品説明
ローソンの公式サイトには何故か商品説明が一切なく、補足できるようなサイトはないのですが、商品の包装には以下のような説明がされています。
食べやすく種抜きにしたひとくちサイズの手割り梅
引用元:商品パッケージ
実際に食べてみる
公式サイトに情報がない……?
上でも書いていますが、この商品、何故か公式サイトには一切紹介がなく、それどころか検索サイトで画像で検索しても引っかからないほど。
ですのであまりに取扱数が少ないか、あるいは商品の切り替え時で説明が間に合ってないのかもしれません。
辛うじて、ローソンで似たような画像の青梅のカリカリ梅系商品で『無着色カリッと手割り梅』というものが画像検索にかかってはいるですが、恐らくはこれが前身となった商品なのかもしれませんね。
こういった問題はローソンに限らず、コンビニ各社でよく起こる現象です。特に弁当類やパン類など、別バージョンと入れ替わりの激しい商品によく見られる事です。
しかし、他の梅干し系商品はそのままなのにこれだけがこんな状態なのはちょっと違和感を覚えてしまいますね。
包装裏はほぼ同じ
包装裏には注意書きが書かれていますが、これの内容は前回の「ひとくちカリっと手割り梅」と同じもの。
というか、包装裏面に書かれている内容は原材料の欄も含めてほぼ同じとなっています。
ぱっと見明らかに違うのはカロリーが1kgだけこちらの方が少ない点でしょうかね。ちょっとした間違い探し状態になっています。
食べてみての評価
見た目
見た目は明るめの緑色をしています。
手割り梅という事で前回同様それなりのサイズのカリカリ梅が、微妙にばらつきのある割れ方をしています。
表面にはそれほど傷らしいものも見当たらず、「ひとくちカリっと手割り梅」よりは品質が良く感じられます。
ただ、緑の色合いが明るすぎるせいか、今一カリカリ梅としては美味しそうには見えません。
青梅って、明るすぎる色合いでもよくないんですよねえ。ほどよい深緑の方があってるというか。
明るすぎると着色料漬けに感じてしまうのが難しいところだと思います。
味
商品名で「さわやかな酸味の~」なんて書かれていますが、酸味が割ときつめでお世辞にも爽やかには感じられません。
そんなだからか、不思議と塩気もこちらの方が強く感じますね。
ただ、それでもそれほど口には残らないので後味はそこまで悪くはないですね。
酸っぱさの強いカリカリ梅をお求めなら、こちらの方がいいのかもしれません。
筆者はあんまり酸っぱ過ぎるのは苦手なのでこれはちょっと連続して食べるのは勘弁かなあと言ったところ。
食べやすさ
手で食べる際の汚れについては気にならず、においやなんかも移ることはありません。
しかし、食べた際に口の中に一気に酸味が広がるので、半欠片程度のものでもいくつも食べるのは辛くなってきます。これはネックと言えるかもしれませんね。
とにかく酸味が強いため、胃の弱い方は特に注意が必要です。
筆者は一かけら食べて「うぇ」っとなりました。「ひとくちカリっと手割り梅」と比べて、胃にストレートに来ます。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★ |
味 | ★★★ |
食べやすさ | ★★ |
コスト | ★ |
総合 | ★★ |
食べてみての感想などを
正直食べていて辛くなる系のカリカリ梅でした。
見た目は前回の「ひとくちカリっと手割り梅」のほぼ色違いなのですが、傷の少なさなどの品質面ではこちらの方が優秀なように感じました。あくまで個別差の範疇な気もしますが。
反面色合いに関してはあまり食欲をそそらない明るすぎる緑色なのがネックとなります。青梅は適度に沈んだ色の方がおいしそうに見えると思うんですよねえ。
食べやすさに関しては、食べる際の汚れやにおいは全く気にならないものの、食べた際の胃にダイレクトに来るレベルの酸味の強さはちょっと「さわやかな酸味」とは言い切れないものに思えました。
このため、胃の弱い方、酸味の強いものが苦手な方にはお勧めできません。小さなお子さんにはちょっと食べさせられないですねえ。
このため、コストパフォーマンスは前回よりも更に下落。最低評価となっています。
以上の観点から、この商品はちょっと人に勧めるには微妙かなあ、といった感じの評価にまとまりました。
いや、決して不味い訳でもないですし、酸味の強いカリカリ梅を求めるなら、むしろ今までの各コンビニのカリカリ梅系商品ではあまりないタイプの商品で、個性的といえるかもしれないですね。
このレビューはあくまで筆者の主観によってズタズタにしてしまいましたが、あくまで食べる人によっては美味しくなるかもしれないという点は念頭に置きたいですね。
どうかこのレビューをご覧になった酸っぱい物好きな方が、このカリカリ梅を見つけることができますように。