これまでローソン、ファミリーマートと二社のナッツ類・豆類のレビューをしてきましたが、今回からはセブンイレブンの番ですよ!
一体どんな商品があるのか、どんな違いがあるのか気になるところです。
そんな訳で今回レビューするのは「セブンイレブン」より『こだわりのバタピー』。
とてもシンプルなタイトルながら、安定のバタピーですよ!これはもう間違いなく美味しいでしょう!
筆者的には、美味しいのはもう決まっているようなもので、後はどんな違いがあるのか、といった部分に目を向けたいと思います。
それでは早速レビューと参りましょう!!
セブンイレブンの『こだわりのバタピー』の概要
基本的な概要
メーカー | でん六 |
種別 | 豆・ナッツ類 |
内容物 | ピーナッツ(中国) 植物油脂 食塩 バター |
ジッパー | 有 |
価格(税込) | 159円 |
カロリー | 475キロカロリー(1包装あたり) |
商品説明
セブンイレブンの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
粒ぞろいの大粒種落花生を使い、カリッと香ばしい食感に仕上げました。香り高いフランス産発酵バターで味付けをした豊かな風味と、ピーナッツ本来の美味しさをお楽しみください。お酒のおつまみやおやつにどうぞ
引用元:セブンイレブン公式サイト
実際に食べてみる
今まで通りのジッパー、今までにないアピール
コンビニのナッツ類というと、もう当たり前のようにジッパーがついているという認識が定着してしまっていますが、今回のバタピーにもしっかりとついていましたよ!
もうついてないと不安になってしまいそうなので、全部についていて欲しいですね。
それとは別に、これまでの商品にはなかった『三つのこだわり』という商品アピールが書かれているのも特徴的ですね。
こういうのって商品を売る上で大切なキャッチフレーズだったりすると思うんですが、シンプルさ重視故か、他で書かれているのは見たことがありませんでした。
今回のバタピーは、粒ぞろいで、甘さと風味が特徴的、そしてフランス産の薄幸バターを使っているのだとか。バターはともかく、他はその通りなのかも気にしていきたいところですねえ。
量は普通、品質はちょっと悪い……?
(画像4)
実際に袋から取り出したものがこちら。
量はそれなりにあるようですが、ちょっと欠けたり割れたりが多いように見えますね。
まあそれで食欲が失せるとかではないのでそこまで問題ではありませんが、これだけ欠けたり割れたりするという事は、運送上の扱いが悪いのかとか、そもそも工場で生産している時点で雑に扱われているのかなど、要らんことが気になってしまうのが問題だと思います。
全部綺麗なままでとは言いませんが、あまり割れたり欠けずに売られている他店ナッツ類もあった事を考えると、ちょっと考えさせられますね。
食べてみての評価
見た目
上記のように欠けたり割れたりが多く、個々の品質はあまり高くなさそうに思えます。
これが中国産のナッツを使ったからというなら仕方ないですが、それは多分他社のバタピーでも同じ条件でしょうから、単純に製造過程か輸送過程で欠けたり割れたりする事が多かったんじゃないかなあと邪推してしまいます。
単なる購入者視点で考えると、「ちょっと品質悪いな」と思えてしまいますね。
色合いそのものは、発酵バターを使ったためか、悪くないのですが。
味
こだわりというほどには特別な味は感じられない、普通のバタピーでしたね。
発酵バターは多分色合いにしか影響を与えていません。
塩気も他店のバタピーとそんな違いありませんし、アピールするほどの差は感じられないかなあと言ったところ。
ただ他と同じという事は安定しているという事でもあり、バタピーを期待して買う分には全く問題なくバタピーとして満足のいく味わいを楽しめる事でしょう。
食べやすさ
多少塩気があり、油分も他のナッツ類以上に多い為、触った時に手が汚れてしまう為、おしぼりが欲しくなりますね。
硬さは他のバタピーと比べると脆いくらいで、結構簡単に噛み砕けます。
ただ、砕けやすいという事はそれだけ破片となり歯茎などに突き刺さりやすいという事でもあるので、食べる際には気を付けましょう。
筆者は雑に口の中に掴んだ分だけ放り込んだ結果、破片が歯茎に突き刺さりました。結構痛かったです。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★ |
味 | ★★★★★ |
食べやすさ | ★★ |
コスト | ★★★★★ |
総合 | ★★★★ |
食べてみての感想などを
良さと悪さが混在し、結果的にちょっと優秀かな、くらいに収まってしまいました。
まず見た目が悪いのがネックですね。袋から取り出してまず目につくのが割れや欠けというのはよろしくない。色合いはともかくとしてここまで割れや欠けばかりの商品も中々ないなと思ってしまいました。
味に関しては全く問題なく、アピールしていたほど個性的ではなかったにしろ、安定のバタピーといった感じ。バタピーを求めて全く別のもの用意されても困るので、この点に関してはかえって安心したかな、といったところですね。
変なオリジナリティとかバタピーには求めてません。
食べやすさに関しては、塩分と油分とで手が汚れやすいのと、砕けやすいせいで歯に刺さりやすいのがちょっとネックかな、くらい。これも他の商品と比べ突出して、というほどでもないので、まあこちらはちょっと気になるかなくらいですね。
コストパフォーマンスは抜群で、これはバタピーの特徴でもありますが、安価な中国産落花生を使った結果、とてもリーズナブルな値段帯に収まっているので、気軽に食べられるのは強みと言えるでしょう。
このように、良い点と悪い点が共存している為、総合的にはちょっと半端な感じになってしまった感が否めません。
そして良い部分は全て『バタピーとしての特徴』をそのまま活かしている部分なので、これ系の商品はもう「いかにバタピー像から外れていないか」が重要なんだと思います。
どうかこのレビューを読んだ方が、セブンでも安心してバタピーをお求めになれますように。