食べすぎ注意！？ファミマの『こんがり揚げたカリっとぎんなん』

さて、ファミマの豆類・ナッツ類、最後のレビューとなります。

今回レビューするのは『こんがり揚げたカリッとぎんなん』。

はい、銀杏です！

ナッツ類の定義として、硬い殻に包まれている木の実というものがありますので、銀杏もこれに入る訳です。

元々ヨーロッパにはない植物らしく、英語圏だと「Ｇｉｎｋｇｏ　ｎｕｔｓ（ギンコー　ナッツ）」と呼ばれているのだとか。

元々和名でも「ぎんきょう」とも呼ばれていた中で、誤訳の果てにそうなったというちょっと面白い歴史があるようですね。

それはさておき、こうしてフライド銀杏がコンビニ店頭に並ぶというのもちょっと珍しい気がしますね。

筆者は銀杏好きなのでちょっと楽しみです。早速レビューと参りましょう！！

ファミリーマートの『こんがり揚げたカリっとぎんなん』の概要

基本的な概要

商品説明

ファミリーマートの公式サイトには何故か情報が残っていませんでしたので、今回はもぐナビでの情報となります。

宮古島産雪塩を使用したカリっとした食感でぎんなんの風味とほどよい塩味がクセになる味わいです。         

引用元：もぐナビ

実際に食べてみる

銀杏特有の苦味はそのまま。食べ過ぎに注意！

銀杏は、特有の苦みがありますが、これはメチルビリドキシンという物質によるもので、大量に摂取した場合、人体には有毒な物質となっています。

少量ならば問題ないものの、子供や、大人でも大量に食べたりすると危険なのには変わりない為、食べ過ぎには注意しましょう。

具体量としては、子供は７個前後、大人は４０個ほどが危険なようですが、これは加熱してもあまり変わらないようなので、美味しいからと食べ過ぎにはご注意を。

わずかでも身体に異常を感じたら、食べるのをやめた方がいいかもです。

スナック扱いなのか、乾燥剤が入っている

包装から取り出したものがこちら。

今までのナッツ類との一番の違いは、乾燥剤が入っている事でしょうか。

生ではなく揚げてあるため、湿気を持って残念な食感になるのを抑えるために入っているんだと思います。

それにしてもまっきいろですね。銀杏は個人的には緑色に近い色合いのイメージだったのですが、こちらはそこから更に熟させたものを油で揚げたんでしょうか。

個数も３０個ほどと、上の「大人が食べたら危ない量」をちょっと下回った感じなのも、配慮があってのものなんでしょうかね。

食べてみての評価

見た目

上にも書いたように、全体的に黄色一色です。

知らないととても銀杏とは思えないような、まるでコーンスナックかのような色合いですが、形状に関してはフライドされたことで衝撃などで壊れやすくなっているようですね。

結構な頻度で割れや欠けがあったので、見栄えの面ではあんまりよくないかもしれません。色合いの統一性は悪くないんですけどねえ。

味

最初は香ばしくも感じられますが、後から結構な苦みが走ってきますので、これはもう完全におつまみの部類ですね。

子供のおやつにはあんまり向いていません。大人でも、苦いのが好きな方以外にはあんまりお勧めできないかも？

銀杏の苦みって結構独特だと思うので、これが好きになれないなら食べない方がいいかもしれませんね。

食べやすさ

油で揚げてある上に塩も振ってある為、どうしても食べていると手が汚れがちです。

ただ、サクサクとした食感を楽しめるため、スナック感覚でいただけるというお手軽感はあります。

量に関してはそれほど多くないため、銀杏が好きな方、苦みをお求めの方ならあっさりと食べきれてしまえるでしょう。

評価

（５段階評価・標準は★３つ）

食べてみての感想などを

中々の良品です。

見た目こそひどいものですが、味は油で揚げられていてもしっかりと銀杏の味がしますし、サクサクとした食感のおかげでスナック菓子感覚で食べられるのも食べやすくていいと思います。

後味の苦みが強い為、これが苦手な方にはお勧めできず、量的に見て子供にもあまり食べさせられませんが、銀杏が好き・苦味が好きという方なら問題なく食べられ、一度に食べきれる量に収まっているのも良いところかと。

全部食べても大人ならば中毒を起こすほどの量にはならないというのも解りやすくていいですね。調子に乗って二袋とか開けなければ問題にはなりにくいでしょう。

それでも、不調を感じたなら食べるのをやめ、場合によっては医師などに掛かった方がいいことには変わりありませんので、健康には注意して楽しめたらと思います。

どうかこのレビューをご覧になった方が、珍しいフライド銀杏を安全に食べられますように。