前回のケイジャン味は相当に辛く、辛いのが比較的大丈夫な筆者でも唇がひりつくほどでしたが、味の方は悪くありませんでした。
今回もまた、セブンのサラダチキン系商品を見ていきたいと思います。
そんな訳で今回レビューするのは、同じく「セブンイレブン」の『糖質0gのサラダチキン(スモーク)』。スモークですよスモーク!!
サラダチキンバーもそうでしたけど、筆者はもうスモーク=当たり枠という印象になり始めています。
約束された鉄板というべきか、楽観的になりそうな自分を抑えるのが大変です。
頼みましたよプリマハム!それでは早速レビューと参りましょう!!
セブンイレブンの『糖質0gのサラダチキン (スモーク)』の概要
基本的な概要
メーカー | プリマハム |
種別 | サラダチキン |
内容物 | 鶏むね肉、食塩、 マルトデキストリン、 香辛料/調味料、発色剤 |
価格(税込) | 213円 |
カロリー | 109キロカロリー(一包装あたり) |
商品説明
セブンイレブンの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
糖質ゼロ!新鮮な鶏むね肉をじっくりと香りよく燻製しました。お好みの大きさにカットするだけで使えて、とっても便利!そのままおつまみにしても、サラダや麺のトッピング具材にもオススメ!
引用元:セブンイレブン公式サイト
実際に食べてみる
珍しいコラーゲンにまつわる注意書き
筆者は商品の概要を調べる際、包装裏面の注意書きなどにも目を向けることが多いのですが、今回は結構珍しめな注意書きが見られました。
「コラーゲン由来のゼラチンが含まれる粘りが見られる場合があります」との事。
つまりいつもの調味液やなんかに変な粘りが見えても腐ってる訳じゃないよ、とかそんな感じの文言なんだと思いますが、今までのサラダチキン系の商品には無かったように思えます。
なぜこれだけ?燻すとそんなにコラーゲンできちゃうの?という疑問は感じますが、そんな注意書きが出るほど粘るんでしょうかね?
問題はないんでしょうけど、ちょっとだけ不安材料のように思えます。
とても食欲をそそる見た目です!
見てくださいこの美味しそうな色合い!これぞ肉ですよ!肉って感じの見た目ですよ!
見た目に関してはもう満点と言って良いくらいに美味しそうな発色をしています。
発色剤を使ったりしている事も関係しているのでしょうが、見た目だけなら今までで一番美味しそうに見えるお肉じゃないでしょうか?
このなんとも照り照りとした色合いの鶏肉が、今から自分の胃袋に放り込まれることになるなんて、それだけでワクワクが止まりませんね!!
食べてみての評価
見た目
大変美味しそうに見える素晴らしい見た目です!
表面は良い感じに燻されたのか、しっかりとした焼き色のついた綺麗な見た目をしています。
ただ、裏面など一部はその限りではなく、普通の鶏肉っぽい色合いになっていますね。
全体にまんべんなくというよりは、表面だけが良く見える様にした、といったところでしょうか。
ぱっと見た感じは最高品質ですが、この辺りはちょっと格落ち感が否めないですねえ。
それでも焼き色がついていない部分は真っ白とかではないので、不味く見えるという事はないのですが、ちょっともったいない。
味
シンプルな塩味ですが、やはりサラダバーのプレーンなどと比べると、何故かこちらの方が美味しく感じる不思議さ。
味付けに関しては多分そこまで違いはないはずなんですが、スモークチキンとそれ以外とではここまで違うものなんでしょうかね?
鶏そのものの風味の差なんでしょうか?何にしても、味は流石はスモークといったところですね。安心しました!
食べやすさ
表面はぱりっとしていて大変良い食感なのですが、中身の肉質がもさっとしているのと、スモークらしからぬ汁気の多さとで、これまでのスモークチキンと比べると若干食べにくさが目立ちます。
食べていると口の中の水分が奪われるので、飲み物と一緒に少しずつ食べるようにしないと辛くなるかもしれません。
また、中身はそれほどでもないのですが、表面部分はいくらか硬めに感じたので、歯や顎の弱い方にもちょっと辛いかもしれません。
意外と万人受けはしない感じですね。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★★★★ |
味 | ★★★★★ |
食べやすさ | ★★ |
コスト | ★★★ |
総合 | ★★★★ |
食べてみての感想などを
普通に当たり枠ではあるのですが、期待した分だけちょっともったいなく感じたというか、期待値ほどではなかった印象です。
ぱっと見た感じの見た目は大変すばらしいのですが、裏面など焼き色がついていない部分も多く、手落ち感が否めません。
味は手放しに賞賛できる出来になっています。シンプルだけれどとても美味しい。流石はプリマハムといった所でしょうか。
食感は表面こそぱりっとしていて楽しめるのですが、中身はもさっとしていて、鶏むね肉の悪いところが出ているような食べにくさを覚えました。
ただ食べにくいだけでなく口の水分まで奪われるのは結構辛い。その上で、表面が若干硬めなのは人を選ぶかな、といった印象を受けます。
味の良さこそ手放しで褒められるものの、それ以外のところに若干手落ちが目立ったため、コスト的には妥当ではあるものの、他のスモークチキンと比べると若干微妙かな、といったところ。
間違いなく美味しいんですけどね。
以上の点から総合して評価すると、間違いなく当たり枠ではあるのだけれど、どこかかゆいところに手が届かない、もったいない商品であるように思えました。
あとちょっとなんですよ。マイナス評価の面が一つか二つ無かったら★5でもいいくらいなんです。
でも、ちょっとマイナス面多過ぎたかな、と思うとどうしてもその点を無視はできませんでした。
サラダキチンバーの時のスモーク味は大変美味しくいただけたので、タイ工場産だからダメという訳でもないのでしょうが、ではなんでこうなったんだ、と考えると解らなくなってしまいます。
加工肉のサラダチキンバーよりもむね肉のサラダチキンの方が明らかに加工や手間は減るはずなのに、不思議ですね。
とはいえ、味はいいですし、当たり枠には違いないので、ケイジャン味と同じく「人は選ぶけれど美味しくいただける商品」と言えそうです。
どうかこのレビューをご覧になった方が、この商品を美味しくいただける方でありますように。
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