前回の「セブンイレブン」の『甘い干し梅』は本当に甘く、とても食べやすかった大当たりの商品でした。
このまま快進撃が続けばとばかりに、今回もセブンイレブンから『梅の風味豊かな すっぱい干し梅』のレビューをしたいと思います。
まあ商品名から分かるように、今回はすっぱいものなんだろうなあと、酸っぱさへの覚悟を以て挑もうと思います。
果たしていかほどの酸っぱさなのか、早速レビューと参りましょう!!
セブンイレブンの『すっぱい干し梅』の概要
基本的な概要
メーカー | なとり |
種別 | 梅干し |
内容物 | 梅(中国)、 食塩、砂糖、 ぶどう糖果糖液糖、 はちみつ、 梅糖抽出果汁、 調味料(アミノ酸) |
ジッパー | 有 |
価格(税込) | 170円 |
カロリー | 17キロカロリー(一包装あたり) |
商品説明
セブンイレブンの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
原材料高騰に伴い、推奨売価(税抜)148円から158円へ変更。梅糖抽果汁を使用。梅の風味がしっかりと感じられる干し梅。
引用元:セブンイレブン公式サイト
実際に食べてみる
原材料は『甘い干し梅』とあまり変わらない……?
とても意外なのですが、今回の『すっぱい干し梅』、実は原材料の大半が前回の『甘い干し梅』と大差ないのです。
違いがあるとすれば調味料(アミノ酸)が入っているくらい。
アミノ酸も種類によっては酸っぱかったり旨味があったりと様々な味がするのでこれだけだと解りにくいですが、まあこれが甘さと酸っぱさを分ける何かなのでしょうね。
一方で、この商品もまたはちみつを使っている都合上、小さなお子さんには食べさせないほうがよさそうですね。
注意書きもきちんとされていました。保護者の方はどうかご注意をば。
見た目もそんなに変わらない……?
袋から取り出したのがこちら。
見た感じしわくちゃで乾いていて、そして粉がかなりついているのは『甘い干し梅』と同じですね。
こちらもやはり粉で汚れるのに気を付けた方がいいのかもしれません。
これも指先に味がついてしまう系なんでしょうかね?
甘い分にはともかく、酸っぱいのが指につくのは結構辛いのですが、果たして……?
食べてみての評価
見た目
やはりしわくちゃ、かつ粉っぽいです。
加えて折れ曲がっているものもあり、見栄えは『甘い干し梅』より若干悪い感じですかね。
とはいえ大差ない感じなので気にならない人には気にならないかもしれません。
相変わらず粉だらけで圧し潰されていると梅干しに見えないんですよねえ。
味
口に入れた瞬間だけはほんのりと甘味もあるのですが、すぐに強めの酸味が口に広がります。
ですがずっと続く酸っぱさではなく、食べ終わると同時に口の中から消える、比較的爽やかな酸っぱさがメインとなっています。
酸味そのものは強いので一瞬「うっ」となるのですが、ほのかな甘味のおかげで慣れてくれば案外美味しく食べられるかもしれませんね。
ちょっと安心したような、思ったより普通で残念なような、なんともいえない心境です。
食べやすさ
酸味は長く続かず、口当たりも悪くないので、塩分やミネラル補給には向いているかもしれません。
ただ、すぐに消えるとはいえ酸味自体は強めなので、食べ過ぎると胸やけを起こしたり、胃を痛めてしまうかもしれないのでそこは注意が必要です。
指についた粉も『甘い干し梅』と違って、それほど酸味に染まったりべたついたりという事はない為、指先の汚れやすさという点ではこちらの方がまだマシですね。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★★ |
味 | ★★★ |
食べやすさ | ★★★ |
コスト | ★★★ |
総合 | ★★★ |
食べてみての感想などを
特に悪い点もないのですが、普通の商品といった感じですね。
ほぼ全てが『甘い干し梅』との比較の結果になっています。
見た目はしわくちゃなだけでなく折れていたりと若干『甘い干し梅』よりも品質が悪く、味は方向性が全く違うものの梅干しで酸っぱいのはスタンダードというかかなり普通な感じ。
酸味そのものは強めですが、甘みもあるのでその点は強みです。
ただ、梅系の商品は大体一部の甘い物を除けばそんな感じのものが多そうですし、これだけで個性かと言われるとちょっと苦しいんですよね。
とはいえ、見た目以外はほぼ全ての項目で妥当と思えるくらいの品質でまとまっています。
なので、手軽に酸っぱい梅干しを食べたい時にはこちらを選んでも悪くないと思います。
夏場にちょちょっと食べたい時にはいいかもしれませんね。
いやあ、やはりすっぱい梅干しは一度に食べるのはきついですね。
筆者も一日で食べるのは無理そうなので、毎日少しずつ消費していけたらと思います。ジッパー様々です。
どうかこのレビューをご覧になった方が、酸っぱいものを食べたくなった時にこの商品の事を思い出せますように。