前回はファミリーマートの素焼きのアーモンドをレビューしましたが、今回は味のあるナッツの方をば。
ミックスナッツもファミリーマートには複数あるようでして、今回は『白トリュフミックスナッツ』というのをレビューしたいと思います。
トリュフというのはよく知られた三大珍味の一つ。近年はこのトリュフを使った塩が人気なのか、ポテトチップスなどのシーズニングとして使われているのを見ますが、ミックスナッツのシーズニングとして使われているのは初めて見る気がします。
こういうちょっとした高級志向なイメージの商品は、実際の味がどうであるのかが重要ですよね。トリュフに惑わされぬよう気をつけながら、早速レビューとまいりましょう!!
ファミリーマートの『白トリュフミックスナッツ』の概要
基本的な概要
メーカー | クリート |
種別 | 豆・ナッツ類 |
内容物 | アーモンド(アメリカ産) カシューナッツ(インド産) マカダミアナッツ(オーストラリア産) クルミ(アメリカ産) 白トリュフ油 |
ジッパー | 有 |
価格(税込) | 358円 |
カロリー | 311キロカロリー(1包装あたり) |
商品説明
ファミリーマートの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
アーモンド、カシューナッツ、くるみ、マカダミアナッツを白トリュフで味付けしました。
引用元:ファミリーマート公式サイト
実際に食べてみる】
わざわざ表記されるトリュフ成分
包装表面下部には、配合されているトリュフ塩の内の白トリュフの量が表示されています。
全体の内0.78%がトリュフ塩で、更にその中の20%ほどが白トリュフ、という事ですが、そんなこと書かれても「それってかなり少ないんじゃないの?」と思ってしまいました。
全体の内に数%とかならともかく、1%未満の塩の中に入っている20%なんて目に入るかどうかすら怪しいもので、混ざっている意味があるのか疑問に感じてしまいますが……それほど違いのある代物なんでしょうかねえ?
量もおざなりミックスナッツ
白トリュフを使っている事にやたら重きを置いておりますが、実際の量はというとご覧の有様で、ちょっとがっくりしてしまいました。もうちょっと多めにできなかったものでしょうか。これでは味がよくともちょっと物足りないですなあ。
食べてみての評価
見た目
この手のナッツ類には仕方ない部分もあるのですが、形も不ぞろい、割れているものや欠けているものも散見され、見栄えの方はかなり微妙でした。
入っているナッツに関しても、クルミだけやたら少なかったり、マカダミアナッツだけ必ず割れていて水増しされている感があったりと、ただ量が少ないばかりではない、バランスの悪さや不誠実さが感じ取れる内容となっています。
これはちょっと今までにないレベルですね。
味
順当に美味しいミックスナッツでした。ただし、やたら前面に押し出されていたトリュフ的な要素はほぼ感じられないまま、ただ普通の塩味のミックスナッツだったかな、といった感じですね。
塩気はちょっと強めなのか、舌先がいつもより早くぴりぴりと来たので、あまり連続しては食べられなかったため、量の少なさは却ってプラスに働いた気がします。この辺りはちょっと意外だした。
舌先や口内を痛めないためにも、飲み物には口当たりのいい飲み物やお茶などのさっぱりとしたものを用意したいですね。
食べやすさ
塩分と油分が多めなので、手で食べるとちょっとべたべたしてしまうかもしれませんが、殻をむく必要がない為そのまま食べられるのはメリットですね。
食べる際には手を拭くためのおしぼりやティッシュがあると良いと思います。
一応ジッパーもついていますが、量が少ない為あっという間になくなってしまいますので、あまり食べ残しは考える必要がないかなあと言ったところ。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★ |
味 | ★★★★ |
食べやすさ | ★★★ |
コスト | ★★ |
総合 | ★★★ |
食べてみての感想などを
辛うじて及第点かな、くらいのミックスナッツでした。
とにかく見た目が酷い。割れや欠けが当たり前のように見られて、量も少なく種類も偏っているときては、見栄えの面での良さは感じられませんね。この辺り前回の素焼きアーモンドと比べるとほんとに落差が酷いです。
味に関しては塩味のミックスナッツとしか言いようがなく、トリュフ成分は感じられないものの普通に美味しくいただけました。トリュフにこだわらなければ問題なく楽しめる事でしょう。
食べやすさに関しても、手が汚れるくらいしか特にマイナスになる要素はありませんでした。
コストの面で見ると、価格帯は300円台とミックスナッツとしてはそこそこ安いのですが、肝心の量が少なすぎる点でちょっと割に合わないかなあと思います。
味が良いのでギリギリ損した気にはならないけれど、トリュフに期待してしまうとがっかりはしちゃうかなあ、といったところですね。
まあ、ポテチにしろ何にしろそうなのですが、トリュフを前面に押し出しだせば、その分コストがかさんでお高くなったり量が少なくなったりするのは必然です。
そして、その分だけマイナス評価になるという、当たり前といえば当たり前の結果になってしまいました。
筆者がもっとトリュフをたくさん食べた経験があれば違った結果があるのかもしれませんが、そんな経験あるはずがないのでまあ、こんな感じかなと。
どうかレビューをご覧になった方が、高級な食材を使っているからと、過度の期待を商品に抱きませんように。