ファミマの『やわらかく甘酸っぱい種ぬきはちみつ干し梅』

梅干し系商品は各コンビニでも色々と種類があるようで、従来の梅干し系だけではありません。

梅の形そのままでカリカリの食感を楽しめるカリカリ梅系。

前回の『やみつきになる種ぬき干し梅』のような、ほとんど干からびてるような干し梅系。

それらの中間ともいえるしっとり系。と、バラエティーに富んでいます。

そして、今回レビューするのはしっとり系の『やわらかく甘酸っぱい種ぬきはちみつ干し梅』。

干し梅とありますが前回と違い柔らかくなっている模様。

食感の面での難がなくなってる分、その点は期待したいところですね。

早速レビューと参りましょう！！

ファミリーマートの『やわらかく甘酸っぱい種ぬきはちみつ干し梅』の概要

基本的な概要

商品説明

ファミリーマートの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。

やわらかく甘酸っぱい味わいの種ぬきはちみつ干し梅です。  

引用元：ファミリーマート公式サイト

実際に食べてみる

怒涛の注意書き、特に注意なのははちみつ！

今回は包装裏側に書かれている注意書きが結構多めです。

そして、その中で特に気にしなくてはならないのが、この商品ははちみつを使った商品であることです。

筆者のレビューでもはちみつを取り扱った商品では、毎度のように書いている事ではありますが、はちみつは一歳未満の子供にとっては有毒な菌などが含まれている為、絶対に食べさせないように気を付けましょう。

間違って口に入れてしまわないように、そのくらいの歳の子がいるご家庭では、手の届かないような場所に置くことも大切ですね。

くっついているけど七個です

中から取り出したものがこちら。

べったりとくっついてしまっている為、見た感じの量はかなり少なく見えますが、一応七つあります。

いや、七つでも２０ｇ程度でかなり少ない気もしてしまうんですけどね。

ただ前回の『やみつきになる～』はこれよりも更に少ない１１ｇしかなかったのに一度に食べきれなかったことを考えると、梅干し系商品はこれくらいで丁度いいのかなあ、という気もしてきます。

今回は食べきれるかなあ。

食べてみての評価

見た目

前回の『やみつきになる～』と比べるとかなり有情というか、食欲の湧く見た目をしています。

平べったく潰れてはいますが、干からびている訳ではないのはやはり大きいですね。

ただ、はちみつを使っているからか、商品同士がべったりくっついてしまっている為、ただでさえ少ないのに更に少なく見えてしまうのはマイナスポイントでしょうか。

仕方ないかもしれませんが、ぱっと見で「えっこれだけ？」と思ってしまって、がっかりでしたね。

味

一噛みした時の甘さは強めですが、噛んでいるとどんどん酸っぱくなってきます。

わざわざ酸味料なんて使っている為か、『やみつきになる～』と比べてもこの酸味は強いくらいで、食べているとふつふつと胃が煮えたぎってくるのを感じました。

胃に優しくない！　

甘さに関しても、最初の一口が甘く感じただけで後味は『やみつきになる～』と変わらないのがちょっと残念なところでしょうか？

甘ったるくはないから後味は悪くないのだけれど、どうせならもっと甘くしてくれた方が良かったなあという印象です。

食べやすさ

食感に関してはかなり柔らかく種もない為、歯や顎の弱い方にも安心して食べられることでしょう。

はちみつを使っている為か、梅同士がべったりくっついているのをはがしながら食べることになるのですが、これが本当に煩わしい！

さらに、手がべたつきやすくなっているので、食べた後には手を洗うなりおしぼりで拭くなりしなくてはならないのが、ちょっとした面倒です。

『やみつきになる～』と比べると、食感はプラスになった反面扱いやすさでマイナスになったといった感じでプラマイでそんなに変わらない感じですね。

評価

（５段階評価・標準は★３つ）

食べてみての感想などを

とても標準的な商品です。

まず見た目に関しては、かなりまともというか、普通の梅干しチックな見た目になっている為、その点に関しては問題はありません。

ただ、問題なのは梅同士がべったりくっついてしまっている点。

これははちみつを使っているのが原因なのかもしれませんが、少なく見えてしまったため見栄えに関しては、ややマイナスといった感じになりました。

味に関しては、はちみつによって最初の口当たりこそマイルドなものの、よりきつくなった酸味が筆者の胃にクリティカルヒットした為マイナス評価になります。

なんではちみつ使った商品なのに使ってない商品よりきつくしてしまったんだ。

食感に関しては柔らかくとても食べやすくなっているのですが、ここで上記のべったりくっついている点がネックに。

一度に全部口に入れればもれなく口の中が酸っぱさに支配されて大変な事になりかねず、わざわざ剥がすと手がべたつくというままならなさ。

口に入れる際に結局手を汚すことになるのは明確にマイナス要因でしたね。

コストに関しては、量こそ少ないもののやはり一度に食べきるのはきついくらいなので、まあ数回楽しめると思えば悪くないのではないでしょうか？

以上を鑑みて、総合的には標準的な商品の域を出ない、普通くらいの商品かな、といったところです。

もうちょっと酸味を抑えてくれるか、手がべたつかないようになれば高評価を狙えた商品だとは思うんですが、特徴をプラスとして活かしきれないのが悲しいところでしたね。

それでも夏のきつい時に塩分補給として食べるには食感的にかなり食べやすくはなっていますので、これはこれでアクセントとして食べるには悪くないかもしれません。

どうかこのレビューをご覧になった方が、甘くも酸っぱい梅干しでこれからの暑さに耐えられますように。