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楽しむなら今!ファミマの『マルちゃん正麺 濃厚担々麺』実食レビュー

ファミマのマルちゃん担々麺1

マルちゃん正麺シリーズ」というブランドをご存知でしょうか?

東洋水産、通称「マルちゃん」の人気ブランドシリーズで「生麺うまいまま製法」を用いた、まるで生麺のように麺の風味を楽しめる、という商品群なのですが、今回はその中でもファミリーマート限定販売の、『マルちゃん正麺 濃厚担々麺』のレビューをしたいと思います。

たまたまお店で目について気になったのでチャレンジ、といういつも通りの流れなのですが、果たしてこの商品、担々麺好きの筆者を楽しませてくれるのか、実に気になる所です!

それでは早速参りましょう!!

ファミリーマートの『マルちゃん正麺 濃厚担々麺』の概要

ファミマのマルちゃん担々麺2

基本的な概要

メーカー東洋水産
種別ノンフライ麺
かやく別袋(味付挽肉、チンゲンサイ、ごま)
スープ別袋(液体・粉担々スープ)
価格(税込)321円
カロリー516キロカロリー(137gあたり)

商品説明

ファミリーマートの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。

「マルちゃん正麺」シリーズの濃厚担々麺です。

特許製法「生麺ゆでてうまいまま製法」のなめらかでコシのあるノンフライ麺を使用しております。

スープは、味噌・練りごま、花椒やラー油を加えた辛く濃厚でコクのある担々スープが特徴です。  

引用元:ファミリーマート公式サイト

 実際に食べてみる

四種類の袋、だが先に入れるのはかやくだけ

ファミマのマルちゃん担々麺のかやく

この商品、蓋を開けるとまず最初に目に入るのが四種類の袋

液体スープ、粉スープかやく二種、という組み合わせですが、液体スープと粉スープは後入れになっています

味噌ラーメンとか担々麺は最近この手法が増えてきた気がしますね。

特に粉スープの後入れは、風味が濃厚になる反面、溶けにくくて底の方に残りやすい、という欠点もあるので、今回も気を付けたいと思います。

さて、今回特に気になるのはかやく二種

画像のように、なんとわざわざ肉だけで一袋用意しているのです

入っているのは味付挽肉。謎肉などと比べれば個々は小さめですが、これだけの量入っていると……

思わず「ごくり」と喉が鳴ってしまいます。

その分もう片方のかやくはチンゲンサイのみという、かなりしょっぱいことになっていますね。

何故分けたのかは謎ですが、肉ばかりの一袋はかなりインパクトがありました。

これは楽しみです。

麺は平べったいノンフライ麺

ファミマのマルちゃん担々麺の麺1

四種の袋をどけてしまうと、途端にぽっかり空洞ができたように感じるのが、この手の袋が多めな商品の難点でしょうか。

ノンフライ麺、それもやや横広な麺なのですが、その分だけ厚みに欠けるように感じられます。

これがお湯を吸うとどのようになるのか、ちょっと気になりますね。

食べてみての評価

ファミマのマルちゃん担々麺の麺2

ノンフライ麺ですが、よくあるヌルっとした食感は感じられず、油揚げ麺とそんなに違いない食感でした。マルちゃん正麺らしさはあんまり感じないかな、といった食感。

ただ、平べったいからその分、歯ごたえが薄いかと言えばそんな事はなく、ある程度食べ応えのある食感を感じられました

スープとの相性もそんなに悪くないですが、格別美味しいという程でもなく、量もそれなりしかないので良くも悪くも普通のカップ麺かな、という印象。

スープ

ファミマのマルちゃん担々麺のスープ

大変濃厚でその上でゴマの風味もしっかり練り込まれている、担々麺らしい担々麺のスープです

ただ辛い訳ではなく甘くも感じ一口飲むと辛さでむせそうだけれど、すぐに二度三度と飲みたくなる、大変美味なスープでした

マルちゃん、いい仕事してますね。

やはり担々麺の主役は濃厚な辛旨スープ。

ゴマが結構多めなので辛さ以外でもむせやすい面があるのが、ちょっと難点かも知れませんが、これに関しては担々麺共通のものなので、評価には関係しません。

また、盤外要素ではありますが、ご飯モノとの相性も大変にいいのがすばらしい。

白米か赤飯と一緒に食べると美味しいですよ!

具材

ファミマのマルちゃん担々麺の具材

最近具材がないがしろにされてるんじゃないかというくらい、具材が微妙なカップ麺ばかり食べて来たので、この商品の肉の量は純粋に圧倒されました

とにかく肉がすごいんです! 麺に絡んで主張してくる!!

肉一個一個は小さめで、一つ一つ食べてもなんてことない挽肉ですが、複数同時に麺に絡んだりしていると、それだけでもう麺の食感が肉に支配されるというか、とても肉まみれな麺になってしまうのです。

スープも肉まみれ。

こちらは濃厚な担々麺風味の肉になっているので、とても美味です。

ただ、肉は主張するのですがチンゲンサイはほとんど主張せず、こちらは食べた気がしません

いつの間にかなくなってるみたいな感覚に陥ります。

そしてスープを飲みほした後にも肉が残ったりしますので、肉好きな人には満足いただける逸品と言えるでしょう

逆に、色んな具材を楽しみたい方にはあまりお勧めできません

良くも悪くも肉一色ですので。

評価

(5段階評価・標準は★3つ)

★★★
スープ★★★★★
具材★★★★
コスト★★
総合★★★★

食べてみての感想などを

この商品、大変美味しいスープと普通の麺、そして溢れんばかりの肉という、ややバランスの悪い組み合わせで、見た目のインパクトは大きいのですが、全体的なまとまりに欠ける印象を受けました

担々麺のようにスープが濃い口でメインを張れるラーメンだと、麺はいっそあまり主張してこないスタンダードなもののほうが、スープの良さが打ち消されずにいい塩梅になるのですが、今回はちょっと麺が少な目なのが残念でしたね

具材に関しては、筆者は肉が好きなので評価は高めですが、それにしても肉一辺倒過ぎて他がつまらなすぎるのがネックで、もうちょっとバリエーションが欲しかったなあ、という残念感。

スープは文句なしに美味しかったので、麺の量か具材のバリエーションがもっと増えれば、より高評価を狙える商品だと思いました

ただ、コスト面に関しては価格300円超えと、いくら肉が多いからとはいえ強気な設定になっていますので、「カップ麺で安く済ませたい」「安価で腹いっぱい食べたい」という人にはちょっとパフォーマンスが悪いかな、といったところ。

色々惜しいですね。でも筆者は結構楽しめたので、「また買ってもいいかな」とは思いました。

どうぞこの記事をご覧の皆様も、リピートしたいと思えるカップ麺と出会えますように。

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