ここのところ快進撃の続いているローソンのサラダチキン系商品。
今回も大当たりだといいなあと思いつつも、まだまだ存在するローソンのサラダチキンから金の鉱脈を探していきたいと思います。
そんな訳で今回レビューするのは同じくローソンの『サラダチキン スティック レッド』。
とてもシンプルですね。辛口チキンです。
ローソンのホットスナックは、からあげ君のレッド味やLチキのレッドなど、辛い物をレッドと示すことが多い様なので、これも多分に漏れず辛口なのは予想できましたが、どの程度の辛さなのかは気になりますよね。
そんな訳で、この商品の辛さが、他のローソンのホットスナックなどと比べどのくらい辛いのかも考えながらレビューしていきたいと思います。
それでは早速参りましょう!!
ローソンの『サラダチキン スティック レッド』の概要
基本的な概要
メーカー | 伊藤ハム米久ホールディングス |
種別 | サラダチキン |
内容物 | 鶏むね肉、唐辛子、 砂糖、チキンエキス、 食塩、ごま油、 乾燥卵白、しょう油 |
価格(税込) | 225円 |
カロリー | 93キロカロリー(一包装あたり) |
商品説明
ローソンの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
2種の唐辛子をふんだんに使ったやみつきになる辛さのサラダチキンです。
引用元:ローソン公式サイト
実際に食べてみる
わざわざ注意書きされるほどの辛さなのか……?
包装裏の注意書きの中に、気になることが一つ書いてありました。
内容は『すごく辛いから小さい子や辛いのが苦手な人は気を付けてね』というもの。
レッドとついているものの、せいぜいがLチキくらいの辛さだろうと高をくくっていましたが、どうやら気を引き締めなければいけないようですね。
とはいえ筆者もある程度までなら辛さはむしろどんとこいの姿勢です。恐れることなく挑みますよ!!
見よ、この辛々しい見た目を!!
例によって白くないローソンのサラダチキンではありますが…。
いや~、レッドと名前については居ますが、まさかここまでレッドとは思いませんでしたよ。赤一色です。
今まで焼きはんぺんだの焼き魚だの揶揄していましたが、これはなんというか……たらこ? 明太子? 的な赤さですよね。
唐辛子系の辛さらしいのは上の商品説明で見ているので解ってはいましたが、それにしても赤すぎる……
食べてみての評価
見た目
たらこや明太子を彷彿とさせる真っ赤な、それでいてスティックというよりは切り身といった感じの見た目をしています。
前二つまでの炭火焼サラダチキンや、同じくスティックであるブラックペッパーなどとは明らかに違う、本気の辛さというのを見た目からして感じられそうな赤一色です。
しかもこの赤さ、ブラックペッパーの時のように上部にだけまぶしてあるのではなく、全体にまんべんなくなのですよ。
随分念入りにレッドに染め上げたものです。
味
確かに辛口……ではありますが、見た目ほどではありませんでした。
とはいえ、ローソンの商品で言うならからあげ君のレッドどころか、Lチキのレッドよりも辛く、ヒリヒリと口の中に残ります。
なるほど確かに辛いのが苦手な人や子供にはお勧めできない商品のようですね。
辛口入門というよりは、担々麺や麻婆豆腐の辛めのものを余裕で食べられる人向け、くらいの商品と言えるでしょう。
瞬間的な辛さはそんなでもありませんが、やはり唐辛子の後に残る辛さ、これが中々厄介ですね。
それを楽しめる人ならともかく、仕事中や遊んでいる間もじわじわと口の中に痛みを覚え続けるのは、結構きついものがあります。
つらい人は牛乳やミルクティーなどを飲んで唐辛子の辛さを緩和させるといいかもしれませんね。
食べやすさ
辛さはともかく食感がもっさりとし過ぎていてとても食べにくいです。
もしゃもしゃと噛み続けることになる為、飲み込むまでの時間が長くなりがちで、いつまでたっても辛さを飲み込んでやり過ごすという事ができないようになっているのが辛いところですね。
筆者はこのくらいの辛さなら耐えられるものの、食感の悪さにはちょっと参りました。
恐らく今までのローソン系サラダチキンの中ではワーストクラスの口当たりの悪さです。
汁気に関してはそんなになく、飛び散る事もほとんどないようなので、扱いやすさに関してはそんなに悪くはないはずなんですが、応用法なども込みの使い勝手を考えると、ちょっと微妙かなと言ったところ。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★★★★ |
味 | ★★ |
食べやすさ | ★★ |
コスト | ★★ |
総合 | ★★ |
食べてみての感想などを
うーんこれはちょっと微妙かなあ、といった感じになりました。
見た目こそ大変辛そうで、辛党の方ならむしろ期待できそうなくらいの真っ赤ではありますが、見た目ほどには辛くありません。
そしてそれほど美味しくもありませんでした。
これは恐らく食感の悪さが原因となっていて、ただ辛いだけではないはずなのに、今一美味しいものを食べている感じがせず、微妙なところに落ち着いた感がありますね。
食感の悪さは、単純に歯や顎が弱い方にはあまり向かないです。
そのうえで、いつまでも飲み込めない事で延々辛さを味わい続けることになるのも、辛いのが苦手な人にはかなりきついでしょう。
激辛系の商品は人を選ぶというのは当然の事ではありますが、実際にはそこまで激辛というほどではありません。
それでもかなり人を選ぶ商品になってしまっているのは残念なポイントですね。
このような状態ですので、コストパフォーマンスもそんなに良いようには思えませんでした。
一応、スティックタイプの割には多めに見えなくもないのですが、他より少しばかり多く見えたところで、肝心の味が中途半端というのはおざなりすぎるというか、もったいない気がしますね。
逆に、辛さの調整はとても上手くできてたと思うのです。
ただ、そのために他がおざなりでは意味がない。
そんな訳で、総合的にもちょっと微妙な商品という形にまとまりました。
この商品、中国からの輸入品というのは変わらないのですが、何故か今回はいつものフードリンクではなく、伊藤ハムなんですよね。
でも、その違いの所為で微妙なことになっていたのだとしたら遣る瀬無いですね。
願わくば、次のレビューする商品はこんながっかり仕様ではない事を祈ります。
どうか、このレビューをご覧になった辛党の方が、この商品の辛さに過剰に期待されませんように。
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