ローソンの『梅干しシート』これは意外な独自色！？

さて、ファミリーマート、セブンイレブンと続き、梅干し系商品レビューも残すはローソンのみ。

今回レビューするのは『梅干しシート』という、一風変わった商品です。

今まで梅干し系商品といっても、大別してカリカリ梅系と干し梅系とに分かれていましたが、ここで第三の系列『ペースト系』が出てきた訳です。

これは新しいというか、中々他では見ないタイプですよね。

おかげで味もイメージしにくいので、どんな感じなのか想像もつきません。

若干の怖れを感じながらも、早速レビューと参りましょう！！

ローソンの『梅干しシート』の概要

基本的な概要

商品説明★

ローソンの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。

甘酸っぱさが口に広がる梅のお菓子です。     

引用元：ローソン公式サイト

実際に食べてみる

メーカーはセブンでも見かけた壮関

包装裏側に書かれているメーカー名を見て、「前に見たことあったな」と感じてちょっと過去のレビューを見返してみましたが、セブンイレブンの『甘酸っぱいカリカリ梅』を出しているメーカーでした。

はい、覚えてらっしゃる方もいるかもしれません、カリカリ梅としてはかなり微妙だったあの『甘酸っぱいカリカリ梅』です。

なんだかちょっと嫌な予感がしてきましたね。大丈夫なんだろうか……

見た目はかなり異形感のあるシート状

梅干しシートという名にふさわしく、まるで酢昆布か板ガムのような平べったさですが、表面には白い粉がついていて、色合いも含めかなり梅っぽさは薄れていますね。

何も知らされずこれだけお出しされたら正体を把握するのは難しいかもしれません。

ですが、普段見ない形の梅干しと思えば、味の方はちょっと気になりますね。

食べてみての評価

見た目

平べったくペーストされた梅干しを四角くシート状に切ったもの、といった感じでしょうか。

やや短めに切り揃えられたシートが結構な量入っていました。

形状はある程度揃えられていますが、どちらかというと色合いや粉の量に若干の違いがあるようです。

特に粉はぱっと見ただけでも粉が大量についているものもあれば全くついていないものもあります。

恐らくは味付けの為についているであろうこの粉がシートによって量に違いがあるのは、ちょっとおおざっぱ過ぎるようにも感じられます。

とはいえ、他に比較対象がない為、見た目の上で他と比べてどうとは言えないのは珍しいパターンだと思いました。

味

意外と甘酸っぱくて美味しいです。いや、当たりですよこれ。

個性全開って感じの見た目なのに対し、味は「こういうのでいいんだよ」っていう口当たりの良さ。

酸っぱさも確かに感じるのですが甘さもしっかり感じられて、噛んでいると次第に美味しくなってくるのです。

これは思わぬ伏兵ですなあ。

食べやすさ

粉が大量についているように見えますが、これはシートにしっかりとついていて、あまり落ちてはきません。

シートそのものも乾燥している為、粉が指先についたりすることもなく、べたつくこともないので食べるのに手間取ることはないでしょう。

ただ、食べていると若干粘り気のようなものがあり、奥歯や歯と歯の間に挟まったりすることがあります。

ガムほどではないにしろ、歯に被せ物や治療跡などがある場合は気を付ける必要がありそうですね。

評価

（５段階評価・標準は★３つ）

食べてみての感想などを

いきなりの大当たりです！

見た目こそ個性的過ぎるきらいがありますが、梅干し系商品としてはかなり美味しくいただける上に、べたつきや汚れなどもあまり気になりません。

また、値段の上でも他の１７０円代の梅干し系商品と比べても安い上に量も多めと、かなり素晴らしい商品であると言えそうですよ。

反面見た目が梅干しっぽくない事や、奥歯などに挟まりやすい点などマイナスに感じる要因もある程度はありますが、これくらいはご愛敬と思えるくらいにはイケてる商品だと思います。

いやあ、しょっぱなから当たりを引くとは幸先が良いですねえ。

ローソンの他の商品も、同じくらいに楽しめるものばかりだといいのですが。ちょっと期待しちゃいます。

どうかこのレビューをご覧になった方が、新感覚の梅干しを安心して楽しめますように。