コンビニでワンコインでお昼を買おう、という時に、皆さんはどんな事を重視しますか?
味や量も大切ですが、季節によっては「今日は暑いから冷たいものを」とか、「今日は寒いから温かいものがたべたいな」とか、その時その時で結構重視するものが変わりますよね。
今回はその中でも寒い時にぴったりな、身体がホクホクと温まる、「ローソン」の『だしの旨み!カレーうどん』のレビューをしたいと思います。
カップ麺もいいけれど、本格的なコンビニのゆでうどんも、こういう季節には美味しいんです!
それでは早速参りましょう!!
ローソンの『だしの旨み!カレーうどん』の概要
基本的な概要
メーカー | 日本クッカリー |
種別 | ゆで麺(うどん) |
具材 | 豚肉炒め茹で玉ねぎカレー和え、
油揚げカレー和え、ねぎ |
スープ | カレーソース、うどんつゆゼラチン |
価格(税込) | 460円 |
カロリー | 595キロカロリー(一包装あたり) |
商品説明
ローソンの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
鰹節・昆布・煮干しをベースにしただしに、スパイシーなカレーを合わせ、だしのうまみとスパイシーな味わいが楽しめるカレーうどんです。
麺はつるっともちもちとした食感に仕上げました。
具材は豚肉・玉ねぎ・きざみ揚げ・ネギをトッピングしました。
引用元:ローソン公式サイト
実際に食べてみる
見た目はスタンダードなゆでうどんタイプ
手に取った感じだと特にこれと言った特徴もなく、蓋を開けてみれば麺とスープが別々だったりするような、面倒くさい点は特にありません。
特別振りかける様な調味料の類もないので、そのまま温めて食べる事が出来ます。
温め時間は結構長い?
ゆでうどんタイプの宿命ですが、食べられるようになるまでの時間はかなり長く、1500Wで1分40秒、500Wでは5分も掛かります。
昼時にコンビニで温めを頼むと、後ろにずらっと温め待ちの列ができて、ちょっと居心地が悪かったです。
家などに高いW数の電子レンジがあるなら、家で温めた方が気持ち楽かも……?
実は分離しているスープ
容器で分けられている訳ではありませんが、概要のスープ欄にも書いてあるように、このうどんのつゆは、カレーソースとつゆゼラチンの二種類が存在します。
二種類が混ざっているのではなく、上部分と下部分とで分けられているのです。
この為、温めて蓋を開けると、とてもドロっとしたカレーソースが目に入り、「こんなに濃厚なのか」と少し困惑してしまいますが、下のつゆとかき混ぜる事でほどよい感じの「いつものカレーうどん」といった見た目になります。
初めて食べる方はどうぞご注意あれ。
食べてみての評価
麺
安心のオーソドックスなゆでうどんです。
カレーうどんにはよく合っていて、個人的にも好きなのでグッドです。
麺自体もそれなりにボリュームが感じられるのも、このゆでうどんタイプの魅力ですね。
スープ
分けられたつゆを混ぜるところから始めるので、ちょっとした手間ですが、混ぜた後は正統派なカレーうどんといった感じの味です。
ややスパイシーですが後に残ったりむせたりという事はなく、甘党の方でも美味しく頂ける程度のものです。
身体がほこほこ温まりますので、寒い時にはありがたいかも。
ただ、あくまで主体はカレーソースなので、「だしの旨み」というほどだしの風味が主張せず、そこがちょっと残念でした。
カレーソースとして見た場合、結構あっさりとしていて、それ単体でもスープとして楽しめるようになっています。
具材
豚肉と玉ねぎと油揚げのカレー和えがメインです。
特に豚肉はかなり主張してくる具材で、量も多い為麺と同じくらいの頻度で食べて丁度いいくらい。
「もったいないから」と後に回すと、最終的には豚肉ばかり食べているような感覚に陥ります。
油揚げは食べやすいサイズにカットされていて、食感も豚肉と似ている上に風味もカレーソースが隠す為、正直食べていてどれが油揚げだったのかよく解りませんでした。
「ファミマ」の『チーズカレーうどん』もそうでしたが、カレーうどんと油揚げって、あんまり具材としては相性が良くない気がしますね。
とはいえ具材全体でみれば量も多く、味も悪くない為、筆者としては食べ応え満点で大満足でした。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
麺 | ★★★★★ |
スープ | ★★★★ |
具材 | ★★★★★ |
コスト | ★★★ |
総合 | ★★★★★ |
食べてみての感想などを
初めて蓋を開けた時の「こんなに濃厚なのか」という気持ちと、いざかき混ぜ始めた時の「なんだ下の方につゆがあるのか」という、ちょっとしたがっくり感が印象的な以外は、それほど特徴的な部分もないオーソドックスなカレーうどんでした。
ただ、全体的に見て高レベル、満足できる範囲で収まっている為、カレーうどん好きな方なら問題なく頂けると思います。
値段に関しても、このボリュームでワンコインでいただけるので、文句なしにランチメニューとしては優秀だと思います。
ここまでで「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」と三社分各社のカレーうどんをレビューしてきましたが、個人的には麺は各社とも互角、スープの味はセブンイレブンがダントツ、具材はローソンがダントツ、そしてコストとカロリーの高さではファミリーマートがダントツ、といった感じに住み分けが出来ているように感じられます。
スープの味に関してはローソンも十分美味しいのですが、やはりセブンイレブンの和風カレースープには一歩及びません。
名前の通りにだしの旨みがもう少し利いていれば、スパイシーな分寒い時には向いているだけにもったいないですね。
ですが具材に関してはローソンが文句なしに最高でした。
特に容赦なく主張してくる豚肉の量といったら!
「カレーうどんでこんなに肉が主張してくるのは初めてだ」と、食べていてちょっと笑ってしまいました。
まあ正直肉以外の具材はあんまり感じられなかったのですが。
ファミリーマートは、スープも具材も今一でしたが、価格が安く抑えられて寒い時に必要なカロリーが高いことから、コストを抑えたい人やチーズ好きな人や激しい運動をした後の人、「寒いからとにかく熱になるカロリー高いモノ食べたい」という人には向いていると思います。
外仕事なんかだと芯から冷えてくるので、こういうカロリー高いものは結構重要なんですよね。
また、セブンはほどよくとろみがあり、ファミマは濃厚、ローソンはあっさりとしているなど、スープの濃さも違いがあり、これも食べる人の好みによってかなり分かれると思います。
おむすびなどのご飯ものによく合うので、個人的にはセブンかローソンかなあと。
三者三様の利点をまとめたところで、今回は締めようと思います。
どうかこのレビューを見た方が、好みに合ったコンビニカレーうどんを美味しくいただけますように。
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