前回までは、セブンのワンハンドで食べられる、スティックタイプのサラダチキンバーのレビューでしたが、今回からは少し大きめのサイズのサラダチキンのレビューとなっていきます。
そんな訳で今回は「セブンイレブン」より『スパイス引き立つサラダチキン ケイジャン』のレビューです。
ケイジャンというのはアメリカの郷土料理的なもので、チリコンカーンなど、トマトソースやチリソースを使って味付けしたものが有名どころですね。
サラダチキンバーは割と当たりが多く感じられたので、今回も当たりだったらいいなあと淡い期待を抱きながらのレビュー!
早速参りましょう!!
セブンイレブンの『スパイス引き立つサラダチキン ケイジャン』の概要
基本的な概要
メーカー | プリマハム |
種別 | サラダチキン |
内容物 | 鶏むね肉、 ケイジャンシーズニング、 食塩、醸造酢、 でん粉、小麦粉 |
価格(税込) | 213円 |
カロリー | 109キロカロリー(一包装あたり) |
商品説明
セブンイレブンの公式サイトには何故か情報が記載されていませんでした……
実際に食べてみる
ちょっと多めでちょっとカロリーが高い
今回のケイジャン味からはサイズが一回り以上大きくなって、鶏むね肉を使ったサラダチキンとなっているのですが、やはりサイズが増えるとその分、カロリーも爆上がりに。
サラダチキンバーが60キロカロリー程度だったのに対し、こちらは100キロカロリー超えなので、2倍とまではいかずともやはりカロリーを気にする方には多めに感じてしまうかもしれません。
でも、見た目は2倍近くあるのにこれなら、むしろ抑えている方になるんでしょうかね?
バータイプ一本で満足できない方には、2本買うよりはいいのかも……?
ぱっと見はタンドリーのような色合い
パッケージから取り出したのがこちら。
全体的に赤みがかった色合いをしていて、なるほど辛みが利いてそうな感じですね。
材料を見る限り『ケイジャンシーズニング』としか書かれていないですし、公式には紹介ページが存在していないので今一どんな味かまでは想像しにくいです。
恐らくではありますが、他のケイジャン料理同様、トマト系あるいはチリソース系の、ちょっとピリリと来る味付けがされているのでは?
辛い物は割と好きなのでちょっと楽しみです。
食べてみての評価
見た目
一見するとケイジャンシーズニング故か、きちんと美味しそうな色合いになってはいますが、表面を別の角度から見ると奇妙な渦のような模様が出ていて、若干気持ち悪く感じてしまいます。
粒々は香辛料か何かでしょうしそちらは特に気にならないんですけどねえ。
このシーズニングの色合いが、表面だけかと思いきや、実際には肉の中心部までしっかりとすりこまれています。
このため、他社製品ではありますが、ケンタッキーのレッドホットチキンの中身のような見た目になっています。
これは期待できそうですよ!
味
味はとても辛いです。
筆者は割と辛い物も好んで食べるのですが、これはそれくらいの人ではちょっときつく感じるくらいの辛さです。
上でレッドホットチキンの名前を出しましたが、これよりも辛いのです。
食べていて舌や口の中がピリピリ感じられましたので、辛いのが苦手な人や、「ちょっとくらいなら」という好奇心で手を出すのはお勧めできません。
すごく辛いのが好きな方向けですねこれは。
食べやすさ
激辛商品なので万人向けしません。
汁気もいくらかあり、出先で食べるのには完全に向いてませんね。
汁気のおかげで口の中がぱさついたりとかはしないんですけど、辛すぎて食べていてかなりの量の水を必要としましたし、なんなら食べ終わった後もしばらく舌や唇がヒリヒリとしていました。
ちょっとこれは今までとは別方向で難儀するかなあ。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★★★ |
味 | ★★★★ |
食べやすさ | ★ |
コスト | ★★★ |
総合 | ★★★ |
食べてみての感想などを
悪くはないけれど絶対に万人向けできない商品です。
見た目は赤っぽくなっていてきちんと味付けされているのが解るものの、変な渦が気持ち悪く感じたのでその分マイナスになっています。
ただ、中身までしっかりと赤くなっていたので、よくある表面だけ味がついていて中は淡泊とかそんな感じにはなっていないのは良いことだと思います。
味に関しては、とても辛くて、ちょっと辛いのが好きくらいの人では耐えられないかもしれないのがネックですね。
とはいえ味が感じられない訳ではありません。辛さで舌や唇がヒリヒリしますが、ただしょっぱいのとは違う、辛ウマいチキンでした。
ただ、いくら美味しくとも辛すぎるのではちょっときついですね。水をガバ飲みしても尚ヒリヒリ感が引かないのは中々きついです。
また、汁気が幾分あるせいで、出先で食べるのは止めた方がいいレベルで向いてないですね。どうしても出先で辛い物が食べたいとかでない限り、見かけても手を出さないのが吉だと思います。
決して地雷とかではないのですが、こんな有様なのでコストパフォーマンスも相当好みによって変わってくると思います。筆者の感覚だとギリギリ妥当かなあくらいでした。
激辛好きならもっとコスパは高く感じるかもしれませんね。
甘いのしかダメとかなら最低評価になるでしょうね。
そんな訳で、総合評価もそれに準じたものに。
でも、こういう「外れじゃないけど個性的過ぎて万人受けしにくい」っていう商品は、筆者的には賞賛したい部類の商品ですね。
辛すぎて辛かったけど、辛いことが必ずしもダメな訳ではないですから。
むしろ多様性が求められる昨今なら、激辛仕様の商品の一つもあっていいと思います。
どうかこのレビューをご覧になった辛党の方が、激辛なケイジャンチキンを楽しめますように。
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