ちょっとした食事をしたい時に便利なのが、コンビニのお弁当。
値段も手ごろで量もそれなりのものから、がっつり食べられるしっかりとした量のものまで、今や様々なメニューが店頭に並んでいるので、愛用している方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな中から、最もスタンダードかつ、昔からある定番のメニューの一つ、「カレー」のレビューをしたいと思います。
お弁当のカレーというのは以前からあったものですが、他にもいろいろなメニューもある事から、食べた事がない、という方も結構いらっしゃるのでは?
今回はそんな方も参考にできればいいなあと思い、「ファミリーマート」の『こだわりカレー』を選んでみました。
定番のメニュー、その出来はいかほどか。
早速レビューしてみましょう!!
ファミリーマートの『こだわりカレー』の概要
基本的な概要
メーカー | トオカツフーズ |
種別 | 弁当(カレー) |
具材 | 福神漬け、玉ねぎ、豚小間切れ |
ルーの種類 | 洋風(ウスター・濃厚ソース) |
価格(税込) | 298円 |
カロリー | 550キロカロリー(1包装あたり) |
商品説明
ファミリーマートの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
野菜の旨みが感じられる、定番のこだわりカレーです。
2種類の異なるカレーを合わせ、30種類以上のスパイスを使用することで、味わい深いスパイシーな仕立てにしました。
引用元:ファミリーマート公式サイト
実際に食べてみる
ちょっと寄りやすいのが難点な横長容器
家で食べようと持ち帰ったものの、袋から取り出すとこのようにやや形が崩れ寄ってしまいました。
元々は一番上の画像のように、ご飯とカレーとで綺麗に分かれていたのですが、ちょっとでも揺れたりするとダメな様ですね。
これくらいならまだ形は保てている方ですが、油断すると片方に全部寄ってしまいそうなのが怖い……
皆さんも、持ち帰る際には気を付けるようにしましょう。
見栄えが悪くなるくらいならまだしも、容器の外側にこぼれてくるようだと汚れて大変ですので。
容器の耐久性に難あり?温めると更に柔らかくなる
持ち帰りに難があるだけでも厄介ですが、電子レンジで温める事で、容器が柔らかくなるのもネックです。
これはかなり切実な欠点で、手で持っただけでぐらぐらと容器が揺れ、蓋が簡単に外れて中身がこぼれそうになります。
温めてすぐキッチンで食べるくらいならそれほどでもないですが、キッチンから少し離れた部屋や、コンビニで温めてもらって職場などまで持ち歩く際など、いくらか歩く際に蓋が外れて中身がこぼれるという事態になるかも。
温めた後は、家ならばお盆にのせるなど工夫をしたいところです。
食べてみての評価
ご飯
意外としっかりとしたご飯です。
食べていてそれほど不味いと思いませんでしたし、食感に関してもそれなりといった具合で、食べやすいご飯だと思います。
ただ、あくまでそれだけの、特徴らしい特徴のない白米です。
ルー
中辛というだけあって中々にスパイシーなルーです。
最初は甘味を感じますが、食べていると次第に口の中や唇がヒリヒリとしてきて、飲み物が欲しくなってきますね。
辛いのが苦手な方は、ご飯と混ぜ合わせるのではなく、交互に食べた方が楽しめるかもしれません。
個人的にはかなり美味しいルーだと思います。もっと欲しくなる。
ご飯に対してルーの比率がやや多めなので、「ご飯が駄々余りしちゃったよ!」という事にはなりにくいです。
具材
ルーの中に入っている豚肉と玉ねぎ、それと福神漬けがこの商品の具材なのですが、正直どれも存在感は薄めです。
福神漬けはルーの辛さを緩和できるものの量が少なく、豚肉や玉ねぎも食べている感じはあんまりしません。
このままでは評価点としては微妙この上ない。
……ですが、この商品の特徴的な点は、パッケージに書かれているように、他商品とセットで食べる事を推奨している所です。
チキンやコロッケとの同時購入を推奨するように、このカレーは揚げ物系のホットスナックとの相性が抜群!
洋食店でカツカレーやコロッケカレーなどがあるように、コンビニのカレーでも手軽に、コロッケカレーやフライドチキンカレーなどが楽しめちゃいます。
このような汎用性の高さはお弁当系のメニューとしては大変珍しく、それだけに色々楽しめるのは評価点としてポイントが高いです。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
ご飯 | ★★★ |
ルー | ★★★★★ |
具材 | ★★(+α) |
コスト | ★★★★★ |
総合 | ★★★★ |
食べてみての感想などを
最高のルー、普通のご飯、そしてがっかり具材という、総合点では微妙になりそうな一点突破型のカレーでした。
ただ、最大の弱点たる具材に関しては、具材を補うホットスナック等の追加購入をためらわないならば、無限の可能性を秘めていると言えます。
ご飯にはさほど特徴はありませんでしたが、これらの点と、298円という本体の破格のコストパフォーマンスを加味すると、中々にいい評価に落ち着くんじゃないかな、と思いこうなりました。
味も量もよく、金銭次第で弱点も補えるという強みを持つので、使い勝手の良い商品ですね。定番のメニューになのも解る気がします。
後の問題は容器の脆さや蓋の外れやすさなどの、外面についての難点でしょうか。これが解消されればより上の評価を狙える、そんなポテンシャルを感じさせてくれる商品でした。
どうかこのレビューをご覧の皆さんも、無限の可能性を秘めたこのカレーに、一度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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