お店で売られているナッツ類には、大きく分けて味付きと素焼きとの二種類があるのですが、今まで紹介してきたものはどれも食塩やシーズニングなどで味付けがされたものばかりでした。
どこのお店でも置いてあるのは前者の方で、素焼きって意外と見かけないんですよね。
ただ、近年では探せばコンビニなどでもいくらかはあるようで、今回はそちらを見かけたのでレビューしたいと思います。
そんな訳で今回レビューするのは、「ファミリーマート」の『塩と油を使っていないカリフォルニア産素焼きアーモンド』。
タイトルからも解るように、何の味付けもされていないナチュラルなアーモンドを楽しみたい時にはいいのかなあ、といった感じの商品ですが、筆者は素焼きのアーモンドを食べるのは初めてなので、ちょっと気になっていたんですよね。
果たしてどんな感じなのか、早速レビューしてみたいと思います!
ファミリーマートの『塩と油を使っていないカリフォルニア産素焼きアーモンド』の概要
基本的な概要
メーカー | 共立食品 |
種別 | 豆・ナッツ類 |
内容物 | アーモンド(アメリカ) |
ジッパー | 有 |
価格(税込) | 358円 |
カロリー | 482キロカロリー(1包装あたり) |
商品説明
ファミリーマートの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
ノンフライロースト製法で香ばしく焙煎したアーモンドです。
引用元:ファミリーマート公式サイト
実際に食べてみる
今回はかなりしっかりアレルギー表示している
包装裏側を見ると、概要の下にアレルギー食品に該当することを示す表が表示されていました。アーモンドはしっかりアレルギー食品なんですよね。
今までもこの手の表示はどのナッツ類にもあった気がしましたけど、今回はかなり大きめの表で説明しているようで、見落としがないように真剣に表示しているのが感じ取れます。気になる方、注意深く裏側まで読みましょうね。
軽く半年は持つ脅威の保存食
元々ジッパーによって普通の包装以上に保存性が高くはなっていますが、包装を開けない状態なら購入から半年は持つようですので、いざという時の為に保存食として取り入れる価値はあるかもしれません。
栄養価が高いですし、お菓子ほど子供向けではないにしろおやつとしても食事の補助としてもアーモンドは有用ですので、ただ食べるだけでなく、有効に活用していきたいところですね。
食べてみての評価
見た目
ある程度選別されているため、皮はともかく形やサイズなどは統一性が高めですね。これなら見栄えにはそこまで問題ないと言えそうです。
良くも悪くも素焼きなのでアーモンドそのものの見た目が維持できていればそれで十分というのは判別しやすくていいですね。
量も結構あるので、そちらの意味でも見た目は問題なしですね。
味
食塩やシーズニングなどは一切使われていない為、口の中に入れたばかりの状態では味はほとんど感じられません。
よく噛んでいると次第にアーモンド特有の香ばしさを感じられるようになってきますが、味としてはかなり主張が薄いので、他に味のあるおかしなどと一緒に食べていたり、酒類、ジュース類などの味の強いものと一緒に飲むと、ほとんど味が感じられなくなってしまう為注意が必要です。
これを楽しむには、究極水や紅茶など、水分はあれどナッツ類の風味を損なわない飲み物を選択するといいでしょう。渋めのお茶や苦めのコーヒーなども、アーモンドの香ばしさを際立たせるのでアリかもしれません。
食べやすさ
食塩すらかかっていない為、そのまま手でつまんで食べてもほとんど手が汚れることがありません。
また、アーモンドそのものも素朴な味しか感じられない為、数を食べても塩気で口内や舌が痛くなるという事もないと思います。
転じて、アーモンドの味オンリーという素朴過ぎる点しか感じられないせいで、だんだんと飽きてくる、というのがネックでしょうか。筆者も一度にこれを食べきるのはちょっときつかったです。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★★★★ |
味 | ★★ |
食べやすさ | ★★★★ |
コスト | ★★★ |
総合 | ★★★ |
食べてみての感想などを
可もなく不可もなくかなあ、といった感じでした。筆者自身が素焼きナッツ類が初めてなので不慣れなだけかもしれませんが、ちょっと厳しめになりましたね。
見た目に関しては問題は全くありませんでした。見た目の統一性もある程度されていて、色合いもよく、量もある。個人的にナッツ類に求めている見栄えは十分に満たしていると言えるでしょう。
味に関しては、素材の味しかしない、というのが結構きつかったです。これ、今後の素焼きナッツ類全てに言えてしまえる点ですが、味が大人しすぎて、これを楽しむにはある程度の慣れが必要になってくるかなあと思えました。あんまり素朴過ぎるのも考え物なんですね。
その上で、食べていると飽きてくるというのが割と大き目のネックかなあ、と。量は結構あるのですが、量がある事で却って食べきれないときつくなってくるという、今までとは違った方向性で扱いにくさを感じました。
とはいえ、こういった食品は流行りのロカボ向けでもある為、一定の需要は見込めるかもしれません。店頭にこれが並ぶという事は、相応に需要があるという事でしょうから、そういった方々にとっては良品なのかもしれませんね。
個人的には、よく包装を見ずに「アーモンドだから」で普通のアーモンドと誤認して買ってしまうと後になって後悔しそうなので、どうかこのレビューをご覧になった方が、間違えて買ってしまいませんように。