前回はシーズニング系のアーモンドでちょっと微妙判定になってしまいましたが、まだまだファミリーマートの弾は尽きません!
今回レビューするのは、「ファミリーマート」より『カリッとローストピスタチオ』。
ナッツ類でも屈指の食べにくさを誇るピスタチオの登場ですよ!
食べにくさ以外に語れることはあるか否か、早速レビューと参りましょう!!
ファミリーマートの『カリッとローストピスタチオ』の概要
基本的な概要
メーカー | 共立食品 |
種別 | 豆・ナッツ類 |
内容物 | ピスタチオ(アメリカ)
食塩 |
ジッパー | 有 |
価格(税込) | 388円 |
カロリー | 225キロカロリー(1包装あたり) |
商品説明
ファミリーマートの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
カリフォルニア産ピスタチオを国内産藻塩で味付けしました。
引用元:ファミリーマート公式サイト
実際に食べてみる
安心のジッパー、そしてカロリー
前回はジッパーがなくてちょっと不安になりましたが、ピスタチオはちゃんとついていましたよジッパー!
これでいつでも途中から食べられますね。
ローソンの方で当たり前のようについていたせいで、なんとなく評価基準の一つになってしまいましたね。でもあるなら安心です。
さりげなく画像に映っているカロリーですが、カシューナッツが同じくらいの量で約460キロカロリーなのに対し、こちらは225キロカロリーと、半分以下のカロリーしかないんですよね。
ナッツ類はどれも脂肪多めで高カロリーなのかなと思いましたが、意外とナッツ同士でもカロリーに差があるという事なんでしょうか?
それとも……ピスタチオは殻の部分も込みの容量で、可食部はこれよりも少ないからこうなってる、とかですかね?
だとしたら、この表示はちょっとトリックめいてるというか、殻も含め、とか書いてほしいところですねえ。紛らわしいです。
殻のせいでかさばる見た目
袋から取り出した状態がこちら。
見た目だけだと結構量があるように見えるのですが、実際には重さの半分くらいは殻ですので、食べられる量も半分ということですね。
仕方ないと言えば仕方ないのですが、殻の所為で食べられる実際の量が激減するのはかなり残念というか、がっかり仕様のように感じてしまっていけませんね。ピスタチオは悪くないんですけどね。
食べてみての評価
見た目
基本殻のままなのですが、そこから殻を剥いた状態にすると、ピスタチオグリーンがよく出ている、比較的見栄えのいいピスタチオが多いように思えました。
形状としても、比較的同じように殻が割れているものが多く、統一性には優れています。
ただ、それでも尚、たまに欠けているものがあったりするなど、細かい部分では徹底はできていないようですね。
でもまあ、これくらいなら食欲には何の影響もないので問題はなさそうですね。
味
ほどよい塩気、そして噛んでいるうちに徐々に強くなっていく香ばしさ。とても美味しく頂ける、そんなピスタチオです。
ただ、やはりというか、ピスタチオはそれほど甘味の強いナッツではないため、他の味の強いものと食べていると感じられる風味が消し飛んでしまいますので、味の強いものと食べることはお勧めできませんね。
飲み物も、できるだけさっぱりとしたものと一緒に食べるといいでしょう。
その都合上、お酒とはあんまり合わない気がします。ナッツ類ってお酒のつまみとして食べる人も多いのですが、これって結構意外な気がしますね。
食べやすさ
殻があるせいで雑に食べられないというのが最大のネックです。
一つ一つ、殻を割って中身を取り出して、という手間を掛けなければならないため面倒くさく、その上で殻も結構硬いことから、綺麗に割れないと指やなんかに突き刺さる事もあり、危険です。
筆者は中々開かないとイラついて歯で噛み砕くこともありますが、歯茎が悲しいことになるのでやめましょう。歯や顎が弱い方、治療中の方は特に注意をば。
手で触っても汚れない程度の食塩しかかかっていないので、その辺りはあまり気にならないんですけどねえ。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★★★★ |
味 | ★★★★★ |
食べやすさ | ★ |
コスト | ★★★★ |
総合 | ★★★★ |
食べてみての感想などを
大変美味しいピスタチオです。
塩気が絶妙な塩梅で、繊細ながらとても味わい深いピスタチオの風味がしっかりと活きています。
ピスタチオ好きな方なら問題なく食べられることでしょう。
見た目に関してもある程度整っていて、特に嬉しいのは殻がちゃんと開いているものばかりだった事ですね。
おかげで簡単に指で割れるものが多かったです。ただ、それでも尚頑なに開かないものがあったので、やはり手間であることに変わりがないのが残念なポイントですね。
他のナッツ類はそのまま雑に手で取って食べられる中で、殻を割る作業を挟まないといけないのはこの上ない面倒くささです。
コストに関しては、値段に対して実際の可食部の量がかなり少なく感じますが、それでもローソンの『香ばしピスタチオ大袋』と比べて量的にあまり変わらないにもかかわらず価格がかなり抑えられている点で、他のナッツ類と比べると割高に見えても、ピスタチオとしては割安なのでは、と思います。
こういうのは、比べてみないと解らないものですねえ。
このように見ていった結果、総合的には中々に優秀な商品であると言えそうです。
殻のせいで食べにくいのがネックではありますが、ここに目をつぶることができれば、といった所でしょうかね。
ただ、食べ終わった後の殻といい、何かと面倒くさい点がピスタチオのしんどいところ。これに関しては、殻付きのクルミや落花生、銀杏なども共通の面倒ではあるものの、近年殻なしで売られるこれらと比べ、国内では中々裸のまま出回ることのないピスタチオは、やはりちょっと面倒くさいナッツのように思えてしまいますね。味は好きなんですけどねえ。
どうかこのレビューをご覧になった方が、空いた時間に美味しいピスタチオを食べたくなりますように。
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