セブンイレブンの梅干し系商品も、いよいよラストとなりました。
前回の『甘酸っぱい種抜きカリカリ梅』は、味はともかくはちみつが入っているのに注意書きがなかったりと、余り消費者に優しくない扱いになっていましたが、今回レビューするのは『梅の風味豊かな 種抜きカリカリ梅』。
はい、今度もカリカリ梅です。
ファミリーマートもそうでしたが、何故かカリカリ梅に関してはどちらも青梅と赤梅と、二種類出すんですよねえ。
ローソンもそうなんでしょうか?
『甘酸っぱい種抜きカリカリ梅』は色合いが若干薄く、味もやや薄味といった感じに違いがあったので、こちらも見た目以外に違いがあるものと考えて臨みたいと思います。
それでは早速レビューと参りましょう!!
セブンイレブンの『梅の風味豊かな 種抜きカリカリ梅』の概要
基本的な概要
メーカー | なとり |
種別 | 梅干し |
内容物 | 梅(中国)、 漬け原材料、酒精、 酸味料、甘味料 |
ジッパー | 有 |
価格(税込) | 170円 |
カロリー | 16キロカロリー(一包装あたり) |
商品説明
セブンイレブンの公式サイトでの商品説明は以下の通りです。
原材料高騰により、価格148円(税抜)から158円(税抜)に変更します。風味豊かなカリカリ梅。食べやすい半割種抜きタイプです。
引用元:セブンイレブン公式サイト
実際に食べてみる
安心のはちみつ抜き
原材料を見ての通り、今回は甘味料にもはちみつが含まれていないため、小さなお子さんでも安心して食べることができそうです。
一見色以外は「甘酸っぱい種抜きカリカリ梅」と大差なさそうですが、原材料からして結構違うようなので、やはり中身は全く違う味になりそうですね。
個性が出てヨシと考えるべきでしょうか。
見た目ちょっと小さい……?
これまで、「甘酸っぱい種抜きカリカリ梅」もファミリーマートのカリカリ梅も、大体同じくらいのサイズで、個数も同じくらいだったのですが、今回はサイズが一回り小さく、そして数が多くなっています。
半分に割れているのは同じですが、数が増えると結構違った印象を受けますね?
サイズが一回りしか違わないせいか、ちょっと全体量が多めに感じられます。
沢山食べたい人にはこちらの方がいいかも……?
食べてみての評価
見た目
モノとしては同じ赤梅のカリカリ梅という事で、「ファミリーマート」の『すっきりとした酸味ひとくちカリカリ梅小袋』と比較すると、同じ赤でもこちらの方が落ち着いた色合いで、より梅っぽく思えますね。
「すっきりとした酸味ひとくちカリカリ梅小袋」はかなりピンクに近い赤ですが、こちらは着色料を使っているとはいえ、梅そのままの色に見えるので、見栄えもいいですね。
上にも書いた通り、サイズは一回り小さく、量が多い為、これまでのカリカリ梅と比べるとちょっと豪華というか、沢山あるように感じられるのもプラス点でしょうか。
梅の表面にも特に傷や割れ、欠けなどは見られないため、中々品質面でも優秀と言えそうです。
味
「甘酸っぱい種抜きカリカリ梅」と比べるとはちみつなども使われていないため、酸味の方が強く酸っぱめなのかなと思いましたが、むしろこちらの方が「甘酸っぱい」という表現が似合うくらいで、酸味だけでなくほどよい甘さも感じられます。これは中々美味しいですよ!
今までで一番梅っぽさを残していて、かつ美味しく感じられました。
食べやすさ
それほど水気もなく、べたつきもない為、比較的食べやすくはあります。
ただ、手で食べるとどうしても指先が梅っぽい風味になってしまう為、おしぼりやウェットティッシュなど、すぐに手を拭える用意が欲しいところですね。
上記のように酸味だけでなく甘みもあり、また酸味もただ酸っぱいのではなく後に残らない爽やかなものとなっている為、かなり食べやすくなっています。
甘すぎず酸っぱ過ぎず、ついつい食べ過ぎてしまいそうで怖いですね。
評価
(5段階評価・標準は★3つ)
見た目 | ★★★★★ |
味 | ★★★★★ |
食べやすさ | ★★★ |
コスト | ★★★★ |
総合 | ★★★★★ |
食べてみての感想などを
今までで一番梅っぽくて美味しいカリカリ梅でした。
見た目は必要以上の鮮やかさは抑えていますし、サイズも小ぶりながら量の方が多い為、決して他のカリカリ梅に劣りません。
味に関してはカリカリ梅としては完成されていて、ただ酸っぱいだけではなく、ほどよい甘さも感じられ後を引きます。
食べやすさに関しては、どうしても指先が梅のにおいや味がついてしまうのがネックではありますが、これはまあ、どの梅でも大体何かしらの味が付きやすくなっていますので、避けるのが難しい問題点なのでしょう。
とはいえ、見た目と味の双方で優れている為、170円というとてもありがちな価格帯はむしろコストパフォーマンスがよく感じられました。
以上の観点から、この商品はカリカリ梅としては最高峰、梅干し系商品としても上位に入る素晴らしい商品であると言えそうです。
いや、緑の方が微妙だったので、「これはセブンのカリカリ梅はどっちも駄目かな?」と不安もありましたが、終わってみれば片方は地雷じみていたもののもう片方は大当たりで有終の美を飾れた感がありますね。
最後の商品が外れだとがっくりきたまま終わってしまうので、最後の最後で大当たりを引けたのは運命的とすら思えます。
これでファミマとセブンの梅干し系商品も終わり、残すはローソンのみ。
これまでのパターンだと、ローソンは結構独自色の強めな商品を出してくる傾向があるので、気になるところですね。
どうかこのレビューをご覧になった方が、この最高のカリカリ梅を楽しめますように。