出だしこそ微妙でしたが、前回のローソンの『肉厚！ビーフハンバーグ』は中々の逸品でしたので、これからは安心してレビューできそうですね。
そんな訳で次の期待の一品は、同じくローソンの『鉄板焼きデミグラスハンバーグ ポテトと野菜添え』。
トレータイプの容器に入ったチルド商品です。
商品名通りに念願の添え物も追加した商品のようで、筆者的には期待がさらに高まります。やっぱりハンバーグには添え物が必要ですよね。さてその内容はどんなものか。早速レビューと参りましょう！！
ローソンの『鉄板焼きデミグラスハンバーグ ポテトと野菜添え』の概要
基本的な概要
| メーカー | タイヘイ |
| 種別 | 総菜・おかず |
| 材料 | 牛肉、豚肉、豚舌、牛心臓 ソテーオニオン、じゃがいも スイートコーン、にんじん |
| 温める必要性 | あり |
| 価格（税込） | ３９９円 |
| カロリー | ２５４キロカロリー（１包装あたり） |
商品説明
ローソンの公式サイト（）での商品説明は以下の通りです。
お皿のいらないトレーのお惣菜です。デミグラスソースをかけたハンバーグとポテト、にんじん、コーンが1つのトレー容器にメインと副菜が入った、ランチにも夕食にもぴったりなおかずです。
引用元：ローソン公式サイト
実際に食べてみる
トレータイプは電子レンジ専用
これまで袋型の包装の商品ばかりだったため、温め方法も電子レンジと湯せんの二種類を選べるものが多かったですが、こちらはトレータイプですので、電子レンジでのみの温めになります。
温める方法は、点線まで蓋を開いて、５００Ｗなら約二分三十秒、１５００Ｗなら約五十秒電子レンジで温めます。
注意書きのように、加熱後は熱くなりやすいので注意が必要です。
特に最初に開けた辺りは蒸気が抜けていく場所ですので、気を付けて開封するようにしましょう。
煮込みハンバーグ系と芋、にんじん、コーン！
蓋を開けてみると、入っているのはほどほどのサイズのハンバーグと、添え物達。
ハンバーグ自体は煮込み系のようですね。
鉄板焼きのはずなのに見た目がこれというのはまあよしとして……添え物、ちょっと見栄えが微妙じゃないですかね！？
いや、内容物は芋とにんじんとコーンという、レストランなどでも定番の添え物ですしそれっぽさは出ているのですが、もっとこう、綺麗に入っているとか！ 三種の添え物がごちゃまぜになって入っていたので、ちょっとそこはどうにかならなかったのかなあと思わずにはいられませんでした。
でもまあ、この量の添え物はちょっと多めに感じますし、それ自体はありがたいですかねえ。
食べてみての評価
見栄え
上にも書いた通り、添え物がひどくぐちゃぐちゃのまま入っていました。
ジャガイモも割ともさっとした感じの見た目ですし、にんじんに至っては一切れしか入っていないので貴重な彩担当のはずなのに存在感をあまり示せていません。
一方でハンバーグに関しては、よくあるチルド系の煮込みハンバーグ的な見た目をしているので、よく言えばスタンダードなのですが、面白味には欠けるというか、無個性に感じました。
もっとめちゃくちゃでかいとかすごく美味しそうに見えるとかなら評価の使用もあるのですが、普通過ぎるのも評価しにくいものですねえ。
具材
見栄えの面では無個性ではありますが、煮込みハンバーグとしては及第点くらいの味ですね。
表面の肉の部分はちょっと柔らかめで食感が物足りない気もするのですが、豚舌や牛の心臓など、よくあるハンバーグなどと比べるとちょっと変わり種も入っていて、ところどころ意外と食感が感じられました。
添え物も無味という訳でもなくちゃんと味付けがされていたのが意外と言えば意外ですね。
見栄えはともかく、味付けに関しては悪くはありませんでしたよ。
ご飯との相性
デミグラスソースがきちんと利いているので、ご飯との相性も悪くありませんね。
添え物も塩気が強めの味付けになっていますので、一緒に食べても違和感はありません。
ただ、これ一品でハンバーグと添え物がセットになっているのはお得感がありますが、値段相応のサイズ感なのはどうしようもない部分ですので、筆者にはちょっと物足りなく感じてしまいました。
これを二つ買えば問題は解決しますが、そうすると今度は添え物が多過ぎる事態になりそうですので悩みどころです。
評価
（５段階評価・標準は★３つ）
| 見栄え | ★★ |
| 具材 | ★★★★ |
| ご飯との相性 | ★★★★ |
| コスト | ★★★ |
| 総合 | ★★★★ |
食べてみての感想などを
中々に優秀、けれどあと一歩が足りない、という面が多い商品ですね。
オールラウンダーではあるけれどどの分野でも突き抜けたものがないので、それほど個性が感じられないというか。
チルド系の商品で具材付きのハンバーグという面で見るとかなり個性的な気がするのですが、それを構成する個々の要素があまりにも普通過ぎるせいで、それほど突出した個性には見えないんですよね。
見た目がちょっと安っぽいのは仕方ないとしても、例えばハンバーグをもうちょい大きくするだとか、添え物のにんじんをもうちょっと多めに入れて彩のバランスを取りやすくするだとか、やれることは多いと思うのですが。
とはいえご飯との相性は悪くもなく、値段設定的にも、これくらいで約４００円となると結構微妙なラインではありますが、問題になるほどではないかなあといったところ。
前回レビューした『肉厚！～』と比べれば、添え物付きで、更にお皿に盛る必要もなしと、値段は同じなのに上位互換のような存在ですし、ほんとに惜しい商品な気がします。
こういう商品、もっと発展してほしいですね。
どうかこのレビューをご覧になった方が、利便性の高めなトレー型ハンバーグを役立てられますように。
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